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問題児・桜庭 大活躍 BE BLUES!13巻

BE BLUES! 既刊13巻まで 週刊少年サンデー連載 田中モトユキ作

13巻のあらすじ。
桜庭巧美、美味しい所を持っていく。

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チームの統一されたビジョン、戦術の重要性が描かれたエピソードの最後が、そんなものを考慮しないエゴイストの個人技による一発。理不尽だけど、美しい。
圧倒的才能にぶん殴られたような衝撃に痺れました。

高校編に入ってからは、色々と紆余曲折がありました。
強豪サッカー部で成り上がるはずが、若気の至りで問題起こし、辿り着いた先がドロップアウトの吹き溜まり。
それでも折れぬモチベーションで、ドロップアウター達=F組を盛り立て、対外試合を組むことに。
チームの意識改革、新たな環境での気付き、チーム戦術の重要性の気付き…
根っからのサッカー少年一条龍は、失敗を犯した後も前向きなのでした。
一方の、もう一方のやらかしの張本人、桜庭は反省の色なし。気持ちの糸が切れてしまったかのようでした。

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元々、桜庭は性格に難がありました。
圧倒的な実力を台無しにする、傲慢な性格。相手を見下し蔑み、自分の思い通りにならないと苛立つ。
ずば抜けたテクニックの持ち主だからこそ増長なのか、それともこの唯我独尊な心持ちがあって才能を開花したのか。
しかし、中学ではプロチームの下部組織・Jrユースに入ったものの、上部組織のユースには進めませんでした。
その原因が、性格難から来るプレイ上の問題であったことは想像に難くなく。
自らの実力に絶対の自信があった桜庭は、鼻を折られてしまったのでした。プライドの高い彼には屈辱だったでしょう。
我を出し過ぎたことが失敗に繋がったという反省からか、高校で龍たちと再開した当初の桜庭は人が変わった様でした。

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誰だこいつ…小学時代を知るものは皆思わずにいられない爽やか青少年っぷり。
常に悪態を振りまき偉そうにしていた男が、まさか笑顔で激励してくるなんて…
ですがそれも仮初の笑顔ということはあっさり示唆されるわけで。

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恐い!スポーツ漫画のキャラというよりサスペンスの犯人みたい!
わかりやすくギリギリなのでありました。
しかし、かつての桜庭ならば外面をつくろうことすらしなかったはず。これもJrユースでの失敗が原因なのでしょう。

周りにとけ込まないと評価されない。
どんなに実力があってもそんなことはある。
残念ながら…


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将来を有望視されていながら、評価を覆されドロップアウトした桜庭。
新たに挑む高校サッカーという場では身の振り方を改めるということなのでしょう。
ですが、彼が唯我独尊を貫くのは、最早彼の内から湧き出てきて抑えようのない「業」のようなものなのか。
入部して早々実力を認められ対外試合に途中出場した桜庭。
彼はそこで今までの優等生っぷりが剥げ、セルフィッシュ全開となってしまいます。

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チームの戦術・指示を無視して、得意の個人技の連発。それで局所では圧倒はするのですが…
エゴイスティックなプレーの結果、チームの戦略・バランスを崩し、対戦相手からは与し易く扱われ、かえって能力を発揮できないジレンマ。貯まるフラストレーション。崩れる精神バランス…
デビュー戦は屈辱的な途中交代となるのでした。
恐らくJrユース時代も繰り返したであろう失敗を、再びするまいと固く誓ったであろうに、繰り返してしまうのでした。
そしてついには、キレる。どうでも良くなってしまったのか、悪態と傲慢を解き放つ。
そこから問題行動に発展し、部活動謹慎処分に…再び転がり落ちてしまうのでした。

同じく問題行動で謹慎処分を受けたものの、その間もサッカーのできる場を見つけ続ける龍と青梅優人
それを横目に見ながら、何もせずにただ苛立つだけ。何もしなければ窮地のままなのに。
気持ちの糸が切れたのか。反省も見せず、隠していた悪態も再び解き放し、まるで自ら破滅に向かっているようです。

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ここら辺は、読んでいてフラストレーションの溜まる展開でした。
才能にあふれている選手がそれを活かせないもどかしさ。
一度は態度を改めようと心に誓ったはずなのに、一度の失敗で簡単にそれを手放し転がり落ちてしまう弱さ。
そんな桜庭が、主人公の足すら引っ張ってしまう展開は、何がしたいんだ!とイライラしてしまいました。
龍が高校サッカーの場で更なる飛躍をする。そしてその横には、桜庭がいる。
読者の誰もが期待したようなそんな未来図を、あまりにも塩っぱい問題行動で不意にしたのですから。
正直「なんだこいつ」と思いますよね。

それでも、物語のお約束というか、サッカーの神様に愛されているのか。
ひょんなことからFチームの練習試合に途中参加することになった桜庭。
そこで彼は鮮烈な活躍をするのでした。

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たった1タッチでの場を圧倒するスーパープレイ。
その実力を再認識すると、彼のその難儀な性格すらも怪しく魅力的に思えてきてしまうわけで。テノヒラクルーですよ。
まぁやったことは格下相手に無双しただけなんですけどね!
また強豪との戦いになったら現状メンタルからプッツンして台無しパターンな未来しか見えないわけですが、それでも期待せずに入られないのです。桜庭という才能が開花する時を。

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とりあえず、こんな桜庭もミルコ・コヴァチなら手綱を引けるのなと。
試合参加をごねていた桜庭を後押ししたのがミルコ。ひねくれ者の心を開かせたのでした。
未だに「龍の知り合いの祖父でサッカーに詳しいおじいさん」という微妙なポジションでしかない彼ですが、どうやらかつてはナショナルチームの監督も務めた名将みたいで。
現在の龍のスタイルを確立したのも彼であり、彼の即興の指示だけでF組はチームとして見違えました。
その手腕で桜庭も良い方向に導ければ…みたいな期待が膨らみます。
今回の件が縁でその後もF組の指導もするようになったみたいで、その内龍達の前に指導者として関わってくる未来もあるんじゃ…みたいなことを思ったりしています。
その時こそ、桜庭と龍のホットラインが花開くのでは…そんなことを期待しています。

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テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

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