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フィギュアスケート×恋愛未満な物語 銀盤騎士 1巻

小川彌生作、KISS連載。
新進気鋭の男子フィギュアスケート選手雉子波心と、彼と幼馴染の出版社社員猪狩千登勢。フィギュアを軸においた恋愛モノ、現状は恋愛に至っておらず。
キーとなるのは「コンプレックス」でしょうか。
幼い頃から姉弟のように仲良くしていたものの、容姿の端麗な心との仲を腐され、以来引け目を感じてしまった千登勢。
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互いが成人した後も、フィギュアのプレッシャーに立ち向かっている心の身を案じているのですが、恋愛面に関しては、良い空気になったりしながらも「弟のような存在」と一線を引こうとしています。
また心は、千登勢への恋愛感情をはっきりと持っているんですが、「社会人として自立している彼女」と「競技者として独り立ちできていない自分」との差に引け目を感じているのです。そして千登勢から一線を引かれていることも、それを助長すると。
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アスリートとして注目されていながら、「アマチュアで学生」と。競技の背景・選手の意識に踏み込んで描いているのは、前作「キス&ネバークライ」でもフィギュアスケートを題材にした作者ならではでしょうか。
あ、心は鬼太郎ヘアーの青年の方ね。乳首男は違いますんで。
この乳首男は同世代のライバル選手、田村麗人。こいつがなかなかいいキャラしてるんですよ。
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他選手からもおちょくられる憎めない麗人。
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海外遠征の社交場でぼっちになっても余裕の決めポーズの麗人。
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だけど実はナイーブな麗人。
コーチを務める祖父とのやりとりも小気味良い。
他のライバルも、正統派熱血漢・小悪魔系美少年とキャラ立ってますので、彼らが今後更に活躍してくれるのが楽しみです。恋愛が軸ですが、フィギュアをがっちり描く、そこは外さない感じ。
といいますか、心が競技者として自信が持てるようになれば、それが千登勢との恋愛の進展につながるわけで、今作ではフィギュアと恋愛は表裏一体となるでしょうか。
もっとも、フィギュア以外の壁もあるのですが。今の所気になる障害は、千登勢の上司・沢田でしょうか。
千登勢は彼をただの上司としてみている感じですが、心は彼との仲を心は勘ぐってしまう。大人の男と自身を比べ、劣等感と嫉妬心を抱いてしまうのです。
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想い人のことを想ってしまう(日本語が不自由)のは仕方ない。ただ今が、大事な大会中で、演技中で、ちょうどジャンプの着地に失敗した所なのは致命的。
沢田も沢田で千登勢に気があるっぽい、しかも自覚してないっぽい。
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こ、こいつもこいつでめんどくせえ。いい年したおっさんのくせに、こじらせてやがる!
千登勢に近づきたいのに、劣等感と自己嫌悪から拒絶してしまう心。心を大事に思っていながらそれ以上には踏み込めない千登勢。この関係がこれからどうなっていくか。心が競技者として名の知れていることや、何かしがらみめいたものがほのめかされる心の家族などが、それをどう掻き回すのか。
まだ1巻、これから先の展開に期待させてくれる見事なスタートを切っていると思います。楽しみです。
銀盤騎士 [作]小川彌生 - 朝日新聞社広告局 - コミック・ブレーク (広告特集) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
Kiss|銀盤騎士|作品紹介|講談社コミックプラス試し読みあり
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テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

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