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ゴールキーパーの語る「美しい試合」 サッカーの憂鬱とコンフェデ杯

先日まで、サッカーのコンフェデレーションカップがありましたね。(※先日は現在の通貨で2ヶ月前)
そこでイタリアのGK、ブッフォンがこんなコメントを残していました。
イタリアGKブッフォン「美しい試合。勝利を夢見ることができた」 (SOCCER KING) - Yahoo!ニュース

「非常に拮抗した、美しい試合だった。勝利を夢見ることができたよ。優勢に試合を進めることができたと思うが、延長戦はスペインの方が上回っていた」

準決勝のスペイン戦、互いにスコアレスのままPKに突入、そこでイタリアは敗退してしまいます。
点を取れずにPKで負ける。見ている身としたらなんとも煮え切らない試合のようにも感じますが、この試合をブッフォンは「美しい」と評しました。守りの要である自身が0点に抑えたのだからわかるっちゃわかりますけど、なんとなく気になります。

これと同じセリフがあるサッカー漫画で出てきました。
能田達規先生の「サッカーの憂鬱」2巻です。

控えGKとして長年出場機会に恵まれずに過ごし、戦力外の末2部のチームに流れ着いたGK、西田剛史
2部リーグ所属ながら天皇杯の決勝まで快進撃で勝ち進み、決勝では古巣と対戦します。
しかしチームはスコアレスの末PK戦で敗退。
Image0032_20130828015935eaa.jpg

GKによる、ほぼ同じ状況で同じ言葉。
ちなみにコンフェデ杯よりずっと前に発表されているので、ブッフォンの発言も自身のセンスでなくイタリアの慣用句に従ったものだったのでしょう。
気になるのが、「誰も認めちゃくれないだろうがね」と続いたところ。
作中では、試合を見るお茶の間の反応も描かれています。
Image0033_201308280159391ef.jpg

「点が入らなくってつまらなかった」
こういう言葉、よく耳にしますし自分も言いがちです。得点の入る試合が見ててわかりやすく面白いですので。特に一昔前の日本代表はそういう感じで批判されることありました。それでも勝てばそれでアリにはなりますが、天皇杯は「贔屓でないチームの勝敗」を多くの人が見る場になるので、内容の派手さに注目が行きがちなのです。
こういう「現場と周りの意識の差・ジレンマ」を描くのがサッカーの憂鬱という漫画なのです。

国際試合で敗退しながら、「美しい試合」だと胸を張って答えたブッフォン。
一方の西田は、格上を無失点に抑えるという完璧な仕事をしながら、「美しい試合」という言葉を飲み込んだのでした。
勝てなかった。でも自分たちはミスのない完璧な試合ができたんだ。
だけど、多くの人には退屈な試合と思われるんだろうな。
敗北の虚無感とともに、そんな諦観が伝わってくるようでした。


そういえば、最近の日本代表は得点取ってそれ以上に取られるというノーガードな試合展開が続いているようで。
一昔前の代表で口酸っぱく言われていた「得点力不足」、隔世の感があります。
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テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

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